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自民改憲案にみる似非民主国家日本のポピュリズムと衆愚政治

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立憲主義を知らない国家主義政党が「自由民主」なんて名乗るな

 今週は選挙特集をお送りしたい。前回エントリーでは「ドラゴンボール」を題材にしたジョークだったが、今回は大まじめに政治を語る。水曜夜7時に、親から「アニメばっかり見てないで」と、フジテレビからNHKにチャンネルを変えられたつもりで読んでほしい。(笑)

一万円札の諭吉も泣いている自民党幕府(笑)の改憲案

 ニュースによると自民党幕府圧勝による封建社会復活が濃厚だ。(笑)
 一部のネット界隈では自民党の改憲案がひどすぎると話題になっている。

 これは確かにひどすぎる。立憲主義を無視し、天賦人権説を堂々と否定しているのだ。

てんぷじんけん せつ【天賦人権説】
すべて人間は生まれながら自由・平等で幸福を追求する権利をもつという思想。ルソーなどの18世紀の啓蒙思想家により主張され,アメリカ独立宣言やフランス人権宣言に具体化された。日本では明治初期に福沢諭吉・加藤弘之らの民権論者によって広く主張された。
スーパー大辞林3.0 (C) Sanseido Co.,Ltd. 2010

 権力というものは暴走しやすいものだ。特に国家権力が暴走すると、人権蹂躙が平然と行われる。これは歴史が証明してきた。それを防止するため、国民が国家を規制する法律こそが憲法なのだ。このように、国民が憲法を制定し、政府がそれに従って統治する仕組みを立憲主義という。
 日本国憲法を見ると、前文が「日本国民は、」と主語が国民になっていて、第96条第2項には「国民の名で、…(中略)…これを公布する」となっていることからも分かる。ところが、自民党の改憲案では、「国民の名で」がばっさり削除され、前文の主語が「国」になっているのだ。

 自民党公式サイトの「日本国憲法改正草案Q&A」(PDF)のQ13に以下のような一文がある。

現行憲法の規定の中には、西欧の天賦人権説に基づいて規定されていると思われるものが散見されることから、こうした規定は改める必要があると考えました。

 この一文こそが、自民党が立憲主義や天賦人権説を理解していないことをはっきり表している。天賦人権説は西欧的な価値観ではなく、西欧で生まれた現代社会における普遍的な価値観だ。これを否定することは、封建主義を復活させることに等しい。

 「改憲は争点ではない」「衆参両院で自民党が3分の2を獲得することはないから改憲はされない」と言う人もいるだろう。だが、このような考えを持つ自民党に政権を渡すことが適切なのか、国民はもう一度よく考えてみるべきだろう。

自民党は日本をブラック国家にしたいのか

 自民党の改憲案を見ていると、ブラック企業を彷彿とさせられる。自民党が天賦人権説を「欧米の価値観で日本の伝統にそぐわない」と否定して、基本的人権よりも、公益や公の秩序を優先させる姿は、ブラック企業がワークライフバランスを「欧米の価値観で、自殺や過労死をいとわない勤勉な日本人にそぐわない」と否定して、労働者の権利よりも、会社の利益を優先して、サビ残や休日出勤を強要する姿とそっくり重なる。

 自由主義を理解しておらず、民主的でもない、どちらかと言えば密室談合主義的な政党が自由民主党を名乗るのはこっけいだ。独裁国家である北朝鮮が、正式名に民主主義だの、共和国だの入れているのと同じではないか。自民党よ、名前負けしているぞ。自民党には封建党か平成幕府という名前が相応しい。(笑)

ポピュリズムと衆愚政治

 自民党が自民党なら、国民も国民である。国民が立憲主義や天賦人権説の本質を理解していれば、あのような改憲案を出した時点で大きな反発が起こるし、政権を渡さないであろう。自民党からあのような改憲案が出てくる自体が、日本国民の多くが自由主義を理解していないことの裏返しではないか。選挙の争点ではない改憲であるが、自民党の改憲案から、日本では民主主義がまだまだ成熟していないということを、改めて痛感させられた。

 こういう話題を出すと、右翼・左翼・反日などとこじつける輩がいるが、私は、近代国家における普遍的な民主主義のあり方を問うているのであって、右も左も関係ない。

 自民党に限らず、多くの政党がタレントやスポーツ選手などの著名人を候補に起用していることを見ると、つくづく日本の政治はポピュリズムだと思う。
 日本が先進国といえるのは、経済・産業とインフラぐらいで、それ以外の、人々の価値観は封建時代でストップしているといっても過言ではないと思う。ポピュリズムに翻弄される衆愚政治が行われている似非民主主義国家の日本が、欧米並みの真っ当な国になるには100年単位の時間がかかりそうだ。

 車が家の前に止まる音が聞こえる。こんな明け方に誰だろう。カーテンの隙間から入り込んだ赤い光が部屋の壁を幾度と照らしている。おや、誰か来たようだ。

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ガラニート日本村社会に適応できないコミュ力(=KY力)なし・職歴なしのニート。日本のクソな労働環境や社会構造に嫌気がさして海外脱出。

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