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国自体が老朽化しつつあるのに公共事業を進める日本

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未踏の領域へ老いゆく日本—インフラ老朽化と夕張市に見る日本の将来

 選挙特集の第2回は公共事業について書く。先日、山梨県の中央自動車道の笹子トンネル内で天板が崩落する事故が起きた。事故原因は老朽化という点が有力だ。

海外メディアが見る日本の将来

 海外メディアで、日本の将来について次のような記事が書かれていることを以前小耳に挟んだ。

2050年に日本上空を飛ぶと、「至る所に廃墟が見える」「あれは新幹線と呼ばれた鉄道の残骸だ」「見ろ、あっちは高速道路だ」「工事が途中で止まったままだね」「あっちの道路の橋は落ちたままだぞ」「この国は昔豊かな国だったんだね」と言われるようになるだろう。

 日本では報道されることは少ないが、海外メディアからこんな恐ろしい報道をされている日本の将来とは一体何だと考え込んでしまう。そのような将来を暗示するのが、中央道の事故ではないだろうか。

インフラ維持にも莫大なお金がかかる

 今でもなお、全国各地で高速道路や新幹線の建設が進められているが、インフラ(道路・鉄道・ガス・水道や電気などの生活基盤)とは作って終わりではなく、その後の維持補修も欠かせない。維持補修が十分になされていないインフラが、凶器となりうることは知っての通りだ。維持補修には、莫大な費用がかかる。

 私は日本の抱えるインフラに関する問題点は、以下の5点と考える。

  • 多くのインフラが高度成長期に集中して造られたため、老朽化も集中して訪れる。
  • 国土面積(居住可能面積)の割に人口が多いため、インフラ使用率が高い。
  • 国土の4分の3が山地のため、維持費のかかるトンネルや橋梁が多い。
  • インフラの新設には熱心だが、維持補修の重要性は軽視されてきた。
  • 過疎地域であっても人が住んでいる以上、インフラの維持補修が必要不可欠。

過疎地域のインフラ

 インフラの維持補修に莫大な費用がかかることは、前述の通りだが、問題は過疎地域のインフラだ。住人が1人でも住んでいる以上、行政は住人のために、行政サービスを提供し、インフラを維持しなければならない。山間部の集落であっても、そこに通じる橋梁やトンネルは不可欠であり、それらの維持補修には億単位の費用がかかる。
 それらの地域に住む住人が払う税金より、その地域の行政サービス提供やインフラ維持にかかる費用の方が高いのは明白だろう。ちなみに、日本には、過疎化で社会的共同生活の維持が困難になっている限界集落が7873もあり、うち2641が消滅の危機にあるという。

 少子高齢化による生産年齢人口の減少、高い法人税率や電気料金値上げを嫌った企業の海外移転、アジアとの競争激化による企業収益悪化などにより、今後も税収が増えることは見込めない。逆に、社会保障やインフラ維持補修で歳出は増える一方だ。家計と一緒で、国の財政にも限りがある。大都会の既存インフラはもちろん、過疎地域の既存インフラまで現状維持し、さらに地方の公共事業をし続ける余裕はない。

コンパクトシティ

 今後は、既存インフラの維持補修に優先順位を付け、取捨選択をする必要がでてくる。小さな町村から「財政難のため、この町は閉鎖します。住民は全員、近くの大きな町に移住してください。」という事態になり、その町に通ずる道は「立ち入り禁止」となるのではないだろうか。住人にとっては、長年住み慣れた町を離れるのは寂しいものがある。だが、住民にとっても、行政にとっても、公共施設を集約する方が効率がよいのだ。実際、集落から都市に移住した人は、病院や学校などの公共施設、スーパーやレストランなどの商業施設が近くなったことで、「利便性が増して住みやすくなった」と答える人が多い。
 このような集約して持続可能な町を「コンパクトシティ」と呼び、日本では富山市がモデルケースになっている。

公共事業依存体質から脱却できない自民党

 自民党は10年間で200兆円を公共事業につぎこむという。だが、問われているのは、公共事業が必要かどうかではなく、どこに投資するかである。首都高の補修ですら最低1兆円は必要と言われているのに、人口減少が進む地方に、いくらハコモノや立派な道路を作っても、国は発展しない。ほとんどが使われずに、何十年後かには老朽化して負の資産になるだけであろう。

 自民党の安倍氏は、オバマ大統領の就任演説「新しい道路や橋を造り、人々を結びつける」を引用した。しかし、アメリカの合計特殊出生率は2.10であり、人口は増加傾向にある。非婚化と出生率低下で、人口減少に歯止めがかからない日本と同列にするのはナンセンスである。

 私は、富を生む大都会のインフラ整備や維持補修を優先し、地方は防災を意識したコンパクトシティ化を進めるべきであると思う。都会に投資しないで、地方に投資するのは、金の卵を産む鶏を殺すようなものだ。もっとも、地方が基盤の自民党に、そんなことができるとは思えないが。

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ガラニート日本村社会に適応できないコミュ力(=KY力)なし・職歴なしのニート。日本のクソな労働環境や社会構造に嫌気がさして海外脱出。

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